ーー愛してるーー



遊園地で走ってても
誰も気にしてこない。



走ることに必死で
誰かに助けを求めようと
思わなかった。


男達はしつこく
追いかけてくる。


別に私じゃなくて
いいじゃんっ…



私は建物の影に隠れた。


「はあ、はあ、はあ…」



きっつい…



「みいつけた」


後ろから私は口を
押さえられた。


そこで意識は途切れた。
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