あなたが私を忘れても
翠『い…ったぁ…なんなのよ、後ろか…って愛華か…。』

愛『愛華か…とはご挨拶ね。せっかくいいこと教えてあげよ-と思ったのに…。』

藤森愛華。
私の友達。
同じ部活で仲がいい。

あっ、私達は吹奏楽部で、私はフルート、愛華はトロンボーンを吹いている。

翠『いいこと??』

愛華のいいこと、というのは、意外と信用出来る。


私は愛華の方を振り向き、目を見つめた。
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