2人の王子と天然の姫

「じゃあ行くか。
こっちだよ、沙羅」

「うん・・・」

私はメイドさんたちに見送られ

その場を後にした。

少しだけ下を除くと

凄い顔で私の方を睨みつけている。

私は思わず階段から落ちそうになるが

景君がキャッチしてくれる。

「ゴメン」

「いいよ、大丈夫??」

「うん」

私は足早に階段を上っていった・・・


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