2人の王子と天然の姫

「紅茶とケ-キを持ってまいりました」

「沙羅っ」

ふいに名前を呼ばれ

私は慌てて顔をつくろった。

景君にこんな顔してたら

心配させちゃうもんね・・・

私はスグに笑顔に戻す。

「うわっ美味しそう」

「だろ??ケ-キの上にあるのは
外の花なんだ」

「へえ・・・食べれるの??」

私は疑問に思って聞いてみる。

だが

沈黙。


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