2人の王子と天然の姫

相談


「へぇ・・・で??」

「で??って言われても」

帰ってきて真っ先に可奈に伝える。

可奈はそこまで驚いたそぶりは見せない。

「まっ沙羅が好きならいいんじゃない??」

「あ---もぉ。
好きとか分かんないよっっ」

私は可奈の方をジッと見つめる。

「そんな見つめんなって。
じゃあ・・・壱川と高岡に相談したら??」

私は一瞬考えてみるが・・・

「だっ駄目!!絶対無理」

可奈は、なんでさっという顔。

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