2人の王子と天然の姫

「じゃあさ・・・
告白のことはおいといて」

「うん??」

「『恋』について教えてもらったら??」

可奈が言う。

私は首をかしげてたずねる。

「誰に??」

可奈はため息をつく。

「だから、壱川か高岡」

「だって・・・さっき言ったじゃん、私」

「だから大丈夫じゃん??
告白のことは言わないでさ」

私は思わず考えてしまう。

そして答えを出す。


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