2人の王子と天然の姫

「おーい」

「へ??」

私は思わず隼人の方を向いてしまう。

そうすると

自然に隼人の顔に目が合う。

私はすぐにそらして

下を向いてしまう。

隼人もそれに気づくなり

頬杖をついて

「なあ、俺何かした??」

心配そうに聞いてくる。

私は顔が赤くなっていて

前を向ける状態ではなかった。

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