2人の王子と天然の姫

「ちょっっ」

そそくさと隼人はプリクラ機の中へ。

「お金はどうすんの??」

「あ??んなもん負けた奴が払うだろ」

「そういうことね・・・」

私は妙に納得して400円を入れる。

隼人はなんだか楽しそうにしている。

昔の無邪気な子供のよう。

2人で撮るプリクラは

今日が初めてではなかった。

でも

昔とは違う隼人が隣にいるのが

なんだか急に恥ずかしくなった。





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