2人の王子と天然の姫

「アレ??」

可奈が挨拶の前に言った言葉。

「なんで今日一緒じゃないの??」

私は急にテンションが下がる。

1人で行く通学路も

なんだか寂しい気持ちになった。

1人というのがどれだけ寂しいか

今になって分かる。

「まあ・・・いいじゃん」



「さては・・・何かされたかっっ」



その言葉を可奈が発した瞬間だった。

周りの女子が私を囲む。



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