2人の王子と天然の姫

「お前っあんなんがいいのかょ」

HRの時間はいつも放課。

私もいつもなら

可奈のところでおしゃべりするはず。

だけど今日は・・・

ココから離れれない。

まるで

金縛りにあったみたい。


女子の皆も私の異常な行動を目にして

誰も近づかなかった。

隼人もいつもみたいに

からかったりはしてこない。

それがまた

私にはつらかった。


< 198 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop