2人の王子と天然の姫

静かに呟いて

ひょいっとリビングに顔を出す。

両方とも、ビックリしてこちらを向く。


「何・・・やってんの??」


私はおそるおそる聞いた。

このとき

どうしてだろう。

いつもみたいに2人が

笑顔で『何もないよ』

そう答えてくれると思うはず。

でも

今日は違ったんだ。

今日だけはなぜか、そうは思えなかった。

そして



その勘は当たる




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