2人の王子と天然の姫

「お前、どうしてあんなところに
いたんだよ・・・」

この言葉で

急に現実に戻された気がした。

「おとっ・・さんと
お母さんが・・・」

私はまた泣き始める。

隼人がビックリしたと同時に

あたふたし始める。

「わ、悪い。言いたくないなら
言わなくていいからっ」

急に訂正し始めたんだ。

私はそんな隼人を見て

思わず笑ってしまう。


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