2人の王子と天然の姫
「え」
私はビックリして立ち上がる。
隼人もそれにはビックリしたみたい。
でもすぐに真剣な顔になった。
「どうせ帰りたくもないんだろ??
だったらココにいろよ」
嬉しかった
けど・・・
「でも・・・」
「別に襲ったりしないし。
親父は出張で帰ってこないけど
カギつきの部屋なら安心だろ」
私は思わず隼人に飛びついた。
「なっっ!!!」
隼人は凄くビックリして
口をパクパクさせている。
「ありがとう!!」
そんなのおかまいなしで私は
少しの間そのままだった・・・