2人の王子と天然の姫

「俺だって昔とは違うんだよっ!!」

隼人は少し照れながら言ったんだ。

私は隼人が持ってきた料理を

まじまじと見る。

カレーだった。

3人ともが唯一意見が一致する料理。

だから泊まりに来た時などは

2日間連続でカレーが出たこともあった。

それはそれで美味しかったけど。

私が料理を見ている間

隼人は唾を飲み込んでいる。

緊張してる・・・???

私は思わず笑ってしまったんだ。





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