2人の王子と天然の姫

「は・・・やと」

「沙羅・・・ごめん」

隼人は私を抱きしめる。

小刻みに震えているのは

泣いているから・・・??

「隼人??」

私は小さく問いかける。

隼人は何も答えない。

しばらくそのままの姿勢で待った。









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