2人の王子と天然の姫
「ん・・・んー」
隼人が私の大声で目を覚ます。
上半身・・・裸?!
「ん??おはよ・・・沙羅っっいてっ」
思い切り隼人の顔に枕をぶつける。
「何すんだよっ!?」
「何で上着てないのよっ!!
このヘンタイ!!!」
「あ??暑かったんだから
仕方ねーだろ」
「暑かったら隣に女の子いても
脱いでいい訳?!ありえない・・・」
私は思い切り顔を背けた。
そしてその場から逃げようと
隼人の部屋の扉を開ける。