2人の王子と天然の姫

朝目が覚めた時

まだ沙羅は寝ていた。

時間は6時。

あまりに緊張しすぎて

それから寝れなかった。

沙羅の寝顔は

安心しきったようで・・・

俺はそれからずっと

嘘寝を続けたんだ。



沙羅の困る顔が

少し見たくなって。

でもアイツは

本当に顔を真っ赤にして。

可愛くて仕方なかった。




手放したくない


本気でそう思ったんだ・・・



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