2人の王子と天然の姫
第九章 再び悪夢へ
「おっはよ」
「おはよ、可奈」
隼人と付き合い始めて3日が過ぎた。
休日の間にデートもした。
久々に遊園地。
何処から見てもただの友達にしか
見えないくらい
昔の自分達に戻ったんだ。
そして
家出をして3日が過ぎたのも事実。
この学校は私服登校で
教科書も私の場合はおいてあるので
さほど困ることもなかった。
だから家には帰ってない。