2人の王子と天然の姫

私と翔


「離してよっ」

翔は私を抱きかかえ

そのままベッドに連れて行かれる。

私は

ありったけの声で叫ぼうとした。

だが


「んっ」


それを見越したのか

翔はまた私の口をふさぐ。

逃げようにも

翔も男だ。

力では全く勝てそうじゃなかった。


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