2人の王子と天然の姫



そんな私を見て、可奈は




「まっ幸せならいいやっ!じゃあ私戻るね」




「あっ!・・・また後でね!!」



私が叫ぶと、可奈は笑いながら去って行った。




私は一人、その場に取り残される。





近くにあった全身が映る鏡で、もう一度自分の姿を確認。




「ホントにこの日が来たんだなあ・・・」




私は誰もいないロビーで、静かに呟いた。






そろそろ・・・



時間だ。










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