2人の王子と天然の姫



「皆様、長らくお待たせいたしましたっ」




会場が暗くなり、来ている人たちのテンションも上がってきている。



もちろん、司会の人も。




「それではっ大きな拍手でお迎えくださいっっ!」




「きゃ~~~~!」






沢山の歓声の中、私は・・・



私を待ってくれている人の場所へと、一歩踏み出した。






長年一緒にいてくれた、大好きな・・・




大切な人の元へ。






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