2人の王子と天然の姫
どうしよう
「どうした??」
翔が心配して聞いてくる。
「隼人に何かされたか?
寂しがってたけど・・・」
「ううん。
なんでもないの」
あの放課の件以来
隼人の顔がまともに見れない。
少し大げさに避けすぎたかな?
「何かあったら言えよ。
殴るくらいなら出来る」
「ちっ違う!!
ただ・・・その・・・」
「ん?殴って欲しい??」
「隼人が・・・」
「ん???」
「かわいいって・・・
思っちゃって・・・」
私は顔を真っ赤にする。