2人の王子と天然の姫
帰り道
「はあ??」
2人同時に叫ばれる。
おかげで耳がキンキンしてる。
「お、お前・・・男の家に行くって
どういうことかわかってんのか??」
隼人が凄い顔で言ってくる。
コレが『かわいい』なんて
やっぱりおかしかったんだ・・・
「汚いってコト??
それなら隼人の家行ってるから分かる・・・」
「違うし・・・ソレよりもなっっ
もっと大事な・・・コトが・・・」
なんだか最後の方は小さくなっていた。
私は思い切り首をかしげる。