またあなたに逢いたくて...
〜当日〜

私は美佳と約束した待ち合わせ場所に来ていた

「梨菜〜!遅れてごめん!」

「大丈夫だよ、今日はよろしくね」

「うん!こちらこそよろしくね!」


〜10分後〜

「ここだよ!」

「わぁ、なんか、神秘的って感じ...」

なんだか言葉では言い表せないほど神秘的な造りになっている

「「失礼します」」

「はい、どうぞ」

霊能者の方は優しく微笑んで私達を迎え入れてくださった

でもどうしてだろう

入った瞬間から何故か泣きそうで、涙を堪えるのに必死だった

「今日はよろしくお願い致します」

「はい、どうぞお座りください」

「「失礼します」」

私達が座ると霊能者の方は、今日はどうなさったの?と聞いてきた

「ぁ、はい、実は――――...」

泣きそうなのを必死に堪えながら今までの出来事を伝えた

「そうだったの....確かにやっと会えたって感じはするわねぇ、ちょっと待ってね...」

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