またあなたに逢いたくて...
私はあの時感じた

スンウくんがいなくなってしまったら、きっと私は生きていけないって

だからそう考えると涙が止まらなくて...夜も不安で眠れなかった



〜知らせを受けてから数日後〜

あれからジェヨンさんから連絡は無い

きっとまだ目が覚めていないんだろうな

でも...いつまでも泣きながら考えてても仕方がない

会えないかもしれないけど病院に行ってみよう

きっと気休めにはなるから...

そう思い私は支度をして家を出た


〜病院到着後〜

受付の人に部屋番号を教えてもらいに行く

「すみません」

「はい」

「パク・スンウさんの部屋番号を教えていただきたいのですが」

「はい、ちょっと待ってね」

受付のおじさんはそう言ってリストを出し調べ始めた

「外国の人なんだねぇ、友達なの?」

おじさんは調べながら私に聞く

「はい...」

「そう....あれ、でも名前が無いなぁ」

「え?無いんですか?」

「ん〜...こっちかなぁ」

そう言いもう一冊のリストを取り出した

「....あぁ、あったあった、集中治療室だなぁ...」

「集中...治療室...ですか?」
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