またあなたに逢いたくて...
会いたい
〜それから数日が経った時〜

ジェヨンさんからスンウくんが目を覚まして大分回復したという連絡をもらった

電話してみてと言われたので私は嬉しくて、早くスンウくんの元気な声が聞きたくて、電話をかけた

「もしもし」

ぁ―――・・・

スンウくんだ―――・・・

私がずっと聞きたかった声―――・・・

安心してもう泣きそう

「もし..もし、スンウくん...?」

「ぁ、りなちゃん?」

「ぅん...」

ああ、すごく安心する―――・・・

またこの声が聞けて、本当によかった...

「もう大丈夫なの...?」

私は泣きそうになるのを必死に堪えながら言った

泣きそうなのバレてるかな?

「うん、足はちょっとまだ不便なんだけど」

「そうなんだぁ」

その後少しだけ話をして電話を切った

電話を切った瞬間、堪えていた涙が一気に溢れ出す

「よかったぁ!!」

安心した笑顔で嬉し涙を流しながらその言葉を何回も何回も言った



〜あれから3週間が経った〜

怪我はもう大丈夫だろうか?

「ん〜〜、ちょっ、ちょっと、電話してみようかな...?」

私はちょっと電話をかけるのが苦手
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