またあなたに逢いたくて...
「そーだ!」

そういってがばっととび起きる

だだだっと広い草原にかけ出すと大の字になって寝転ぶ

「わあ!おとーさんもきてごらんよ!すごいよ!」

父も隣に来て寝転ぶ

「本当だ、すごいな〜」

高い建物が無いので視界いっぱいに青空が広がる

またいつもとはちょっと違った爽快感

そうして遊んでいるうちに夜になってしまう

ご飯を食べて父と2人で寝るスペースに横になる

ここからだと本当に綺麗に星が見える

「きれ〜・・・」

「綺麗だな〜...あ、リーナ、あのお星さまをこうやって繋げると....お魚さんになるんだよ」

「....あ!ほんとだ!もっとやって!」

「え?もっと?ん〜と、あのお星さまをこうやって繋げると鳥さんになるよ」

「わあ!ほんとだ〜!おとーさんすごい!!」

そうしてきゃっきゃっとはしゃぎながら眠るのでした



そんなある日、私は風邪をひいてしまいました

「ごほっ...ごほっ...くるし...」

「ちゃんと寝てればすぐ良くなるよ」

そういって私の頭を撫でてくれる父

「ぅぅ...」

そのうち私は寝てしまったらしい
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