不良彼女


『で?もちろん、やってくれるよね?』


「……殴るなんて、でき・・ません。」


『はぁ!?ダサッ!!何 ビビってるワケ!?』


「・・・」


『これだから 優等生は嫌ぃなんだよ!!』



ガッッターーン!!


そう言って近くにあった椅子を思いっきり蹴った。



先生がびっくりして、こっちを見る。



先生!助けて!!



そう思った瞬間、先生は僕の方をチラッと見て、また黒板に視線を戻した。




え?先生?先生!?!


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