不良彼女
そんな彼女がとてもキレイに見えて、
ちょっと見とれてしまった 僕が居た。
『優等生ってさ、成績の面では得するけど、学校生活は損する事多いと思う。』
彼女が言いたい事がよく分かる。
きっと友達の事。
僕は・・・
大っ嫌いだったはずの“彼女”と....
とても 話してみたくなった。
そう思うと、勝手に口が動いていた。
「僕だって、好きで優等生なんかやってない。本当は友達だって欲しい。友達と遊びたい。けど・・・」
そんな僕の話を
さっきみたいに睨まず、優しく瞳で 何も言わず 聞いてくれた。