ユウとりこの物語
第四章 ユウの告白
りこはマコトの存在をユウに隠していた。栗鼠さんの時と同じような嫉妬を煽るようなことにしたくなかったからであった。
ユウに対してりこは無邪気な素振りを装うように努めるようにしていた。
だが、突然ユウから意外なメールが届いた・・・・・・
前に何度か尋ねられたけどきちんと返事しなかったことがあります。
ユウは既婚です。こどももいます。
最初は遊びのつもりだったけど
りこさんがあんまりかわいかったから
どんどん惹かれていってしまいました。
ごめんなさい。ユウは44歳です。自分は若いつもりでいても
やっぱりおじさんでしょう。
今まで嘘ついててごめんなさい。
きっと深くりこさんを傷つけてしまったと思います。
ほんとうにごめんなさい。
許してもらえない思いますが、きちんと言わなければ
もっと傷つけることになる。
本当にごめんなさい。
ユウのせいでやっと働き始めたりこさんが
また仕事に行けるかどうか、それが心配です。
お仕事だけは、頑張って下さい。
今まで、たくさんメールしてくれてありがとう。
とても素敵な毎日でした。
ありがとう りこさん
メールを読み終わって目頭が熱くなった。と、同時に様々な疑問が解けた。
りこはしばらく感慨に耽った・・・・・・
しかし、意外に立ち直りもはやかった。
オヤジでもいい・・・そんな気持ちが湧き上がってきたのだ。
案外ナイスミドルじゃない・・・それならそれの付き合い方がある。
モードを切り換えればいいじゃない。
おじさんでも付き合いたいの!
そんなメールが短時間の間に往復した・・・
ユウは今ではりこにとってなくたはならない存在だからであった。
ユウに対してりこは無邪気な素振りを装うように努めるようにしていた。
だが、突然ユウから意外なメールが届いた・・・・・・
前に何度か尋ねられたけどきちんと返事しなかったことがあります。
ユウは既婚です。こどももいます。
最初は遊びのつもりだったけど
りこさんがあんまりかわいかったから
どんどん惹かれていってしまいました。
ごめんなさい。ユウは44歳です。自分は若いつもりでいても
やっぱりおじさんでしょう。
今まで嘘ついててごめんなさい。
きっと深くりこさんを傷つけてしまったと思います。
ほんとうにごめんなさい。
許してもらえない思いますが、きちんと言わなければ
もっと傷つけることになる。
本当にごめんなさい。
ユウのせいでやっと働き始めたりこさんが
また仕事に行けるかどうか、それが心配です。
お仕事だけは、頑張って下さい。
今まで、たくさんメールしてくれてありがとう。
とても素敵な毎日でした。
ありがとう りこさん
メールを読み終わって目頭が熱くなった。と、同時に様々な疑問が解けた。
りこはしばらく感慨に耽った・・・・・・
しかし、意外に立ち直りもはやかった。
オヤジでもいい・・・そんな気持ちが湧き上がってきたのだ。
案外ナイスミドルじゃない・・・それならそれの付き合い方がある。
モードを切り換えればいいじゃない。
おじさんでも付き合いたいの!
そんなメールが短時間の間に往復した・・・
ユウは今ではりこにとってなくたはならない存在だからであった。