あなたへ

きもち




そのころ仲よかった
志織って子と
職員室の前にいた。


ウチは体育祭委員なんだけど
月に何回か倉庫掃除があって…
そん時は、
掃除当番が回ってきてた。

ほんとは、体育祭の練習で
疲れてたから
掃除なんてやりたく
なかったけど、
仕方なく引き受ける
ことにしたんだ。




担当の先生に声を
かけるために…
だから職員室の前にいたわけ。



ずっと待ってても
先生が職員室から
出てこなくて、
ウチと志織は困ってた。

でもずっと立って待ってた。


しばらくして、
階段のほうから
人がおりてくる音がした。







先輩だった。







でもウチ、
そん時めっちゃ
ビックリしたんだあ


「よっ!じゃあな」


先輩が……志織に…?
挨拶した。





なんか知らないけど
無性に悔しかった

なんでだろーね


わかんないけど。




*
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop