†~短編童話集~†

五回目の転校でやって来た学校で最初に話し掛けて来たのが彼女だった。


初めは友達なんかいらないと思っていた…けれど彼女と話すにつれ、仲良くなっていた。



彼女の私への友情は本物だった。

…私には解る…お母さんが言っていた。指揮者(音波魔法使い)には希に相手の気持ちが解る者が生まれる。黒の指揮者なら尚更だ。
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