幸せの足跡
「それなら・・・それなら生まなきゃ良かったじゃない」

「歩なんか副産物よ・・・幸だけで良かったのよ」

ひどい・・・

何で幸だけが良いの?

私はゴミと一緒なの?

お母さんをキツくニラみつけて
自分の部屋に行った

はぁ・・・いつもいつも言われるのは同じことばかり

私って本当にいらないのかな・・・・・・

ゴミなのかな・・・・

そう思いながら唇をかみ締めた
でも涙はなかなか止まりそうになかった

・・・最悪な誕生日
ゴミなんかに生きる権利はないんだよね
お母さんはそれが言いたいんだよね・・・
< 4 / 7 >

この作品をシェア

pagetop