幸せの足跡
うーん・・・眠いなあ・・・

時計を見るともう7時
いつの間にか日にちは変わっていた

昨日ずっと泣いていたせいで
目が腫れぼったい…

こんなんで学校行きたくないな…
どうで何も言われないと思うけど…

「ん…歩?起きてるの…?」

「あ…幸…おはよう」

幸はまじまじと歩の顔を見た

多分目が腫れぼったいのを気にしているのだろう…

「あ…あの私先に学校行くね」

幸に顔を見られたくなかった

あんなことで泣いている自分を知られたくなかった

そう…あんなこと…

気にしなければ良いんだ…
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