やっぱり君が好き
プルルル・・・
「はい」
「あの、あたしですけど」
「あ、うん。」
沈黙

どうしたらいいのぉ・・・
「電話しちゃってごめんね
電話の方がいいかと思ってさ」
「全然っ
あたしも嬉しいですっ」
うわっ

なんか素直になった!

自分の本音なんて
男に言ったことなかったのに
「あ・・そうなんだっ・・・」

絶対あたし今顔真っ赤だよ
顔が熱い

「え?」
「え?」

「ごめん・・・さっきのって・・・」
「あれはっそのっ」
しどろもどろになる

「どうゆう意味で言った・・ごめっなんでもない」
これって言うチャンスだよね

あたしも好きだって言わなきゃ
「見原くんっ
あたしも好きなんだっ」

「・・・は?まじで?」

言っちゃった
恥ずかしいよっ

「え?ホントに?」

「うん」
「じゃあさ
俺達付き合うの?」

「うん・・多分」
なんて間抜け

恥ずかしすぎて
何も言えない

「俺、かなり間抜けだったよな・・
ごめんっ
かなりはずいっ」

あたしもだよ

「あたしも今恥ずかしい」

「ふっ」
「え?」
「俺達結構お似合いかもな」
嬉しいよ

今あのキラキラした
爽やかな笑顔で笑ってるんだろうな

見たいな

「うん。そうだね」
それからしばらく雑談して電話を切った
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