やっぱり君が好き
「うん。じゃあねっ」

「後でね!」

別れた後
後悔しました。

「おっはよー!」
朝からなんだよーっ

後ろを振り返る
「愛かよっ」
「なあに?それー」

「べっつにー」
なんかテンション高くてうざっ

「あれー?幸せ絶好調じゃないんだ?」
!?
なぜ知っている!

「どこで仕入れた?吐け」
「桜さんから・・頼む!命だけはっ」

何やってんだかね

「桜ぁ?・・あー。はいはい。あれね」

あの噂好きのミーハーね
人の事言えないけどさ

「てかさー。一緒に来たら分かるって!相手はあの夏稀くんだしねぇ」

あー
チャラくないもんね

「ふー」
スタスタと教室に向かう

「ちょっ!待てよ!」
キム〇ク?

走って追い付いてきた
キム〇ク事愛さん

「亜香梨ちゃんにはー
聞きたい事が沢山あるのよ〜」

面倒臭ぇ!

「その内分かるんじゃなーい?」

なんか今はさ
テンション上げられない

きっと聞かれる
何で付き合えたの?
って

あたし
答えられないし

思ったよりも
傷ついたあたしがいて

悩みの種になった

その日から
ふとした時に思い出すんだ

何であたしなんだ?
ってね
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