俺のココ、あいてるけど。
朝はそんな素振りも見せなかったくせに。料理だって掃除だって、あんまり得意じゃないくせに。
毎日増える袋の中にあたしへのものがあったなんて・・・・バカ。
思い返せば返すほど、小百合の優しさが心にしみ込んでくる。
仕事でほとんど一緒にいられなかったのに、それなのに小百合はあたしのために・・・・。
涙でぼやけてよく見えないメールをなんとか読み終わると、あたしは急いで返信を打った。
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200X/8/XX 12:39
TO:小百合
あたしのほうこそ楽しかったよ。
久しぶりに会って、たくさん話をして、本当に大学のときに戻ったみたいでした。
でも、何もできなくてごめんね。
案内したい場所とかお店とか、いろいろあったんだけど・・・・。
お気に入りのイタリアン、また一緒に食べに行こうね!
それと、部屋の掃除と料理と服、本当に本当にありがとう。
それを楽しみに午後からも頑張って仕事します!
帰り、気をつけてね。
小百合、大好き!!
未来
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