雪だるまとペガサス
第2話 凍付村の雪女
「オトコノヒトはどうしていないのかなあ?」
「む。詳しく話して良いのでしょうか? それ以前に、この子はどの程度、物事を理解しているのか?」
戸惑い気味に呟くアニフです。
「アニフさん、どうしたの?」
「雪女は人間とは違いますからね……」
何と無く雰囲気を出して誤魔化してみるアニフでした。
「うーん……よくわかんないけど。オトナノジジョウってやつだね」
案外、大人びた口を利く雪ダルマですね。
その後は二人、暫く沈黙しています。
「どうやら到着したようです」
アニフがゆっくりスピードを落とし、降下しました。
辺り一面、雪と氷に覆われた場所です。
「いいところだね」
雪ダルマの声のトーンが上がりました。
アニフは震え上がって、雪ダルマには聞こえないように呟きます。
「ぶるぶる……私も寒さや暑さには相当強いのですが。これはかなりなものだな」
そんな二人に、女の人達が恐る恐る近付いて来ました。
「む。詳しく話して良いのでしょうか? それ以前に、この子はどの程度、物事を理解しているのか?」
戸惑い気味に呟くアニフです。
「アニフさん、どうしたの?」
「雪女は人間とは違いますからね……」
何と無く雰囲気を出して誤魔化してみるアニフでした。
「うーん……よくわかんないけど。オトナノジジョウってやつだね」
案外、大人びた口を利く雪ダルマですね。
その後は二人、暫く沈黙しています。
「どうやら到着したようです」
アニフがゆっくりスピードを落とし、降下しました。
辺り一面、雪と氷に覆われた場所です。
「いいところだね」
雪ダルマの声のトーンが上がりました。
アニフは震え上がって、雪ダルマには聞こえないように呟きます。
「ぶるぶる……私も寒さや暑さには相当強いのですが。これはかなりなものだな」
そんな二人に、女の人達が恐る恐る近付いて来ました。