雪だるまとペガサス
屋敷の客間に通されたアニフと雪ダルマが少し待っていると、白くて美しい、瑞々しい肌をした女性がやって来ました。
「お待たせ致しました御二方。さても村の長老達が失礼つかまつりました。私から御詫び申し上げまする」
深々と頭を垂れる白姫様です。
「いろんな言葉がまじってる人だね」
アニフにだけ聞こえる声で雪ダルマが指摘しました。
細かい事が気に掛かる雪ダルマです。
「私達こそ突然、前触れ無しの、不躾な訪問となってしまい、貴女方に無用の騒ぎを巻き起こし事を深くお詫び申し上げます」
アニフが先ずは非礼を詫びました。
白姫が静かに言います。
「それは構いませぬ。貴方方は白雪花をお探しだそうで?」
「そうなのです白姫。しかし此処には――」
「実らなくなりました。しかし風の噂では未だ未だ白雪花が実る場所が在るとの事」
「それは一体?」
「お待たせ致しました御二方。さても村の長老達が失礼つかまつりました。私から御詫び申し上げまする」
深々と頭を垂れる白姫様です。
「いろんな言葉がまじってる人だね」
アニフにだけ聞こえる声で雪ダルマが指摘しました。
細かい事が気に掛かる雪ダルマです。
「私達こそ突然、前触れ無しの、不躾な訪問となってしまい、貴女方に無用の騒ぎを巻き起こし事を深くお詫び申し上げます」
アニフが先ずは非礼を詫びました。
白姫が静かに言います。
「それは構いませぬ。貴方方は白雪花をお探しだそうで?」
「そうなのです白姫。しかし此処には――」
「実らなくなりました。しかし風の噂では未だ未だ白雪花が実る場所が在るとの事」
「それは一体?」