プレゼント
おびえている私をみつけて、吉井さんが
そう声をかけてくれた。

って、ここただのソファーだよ?

そんなに徹夜するんだ…。

「あ、おはようございます。
いや、初めまして。安藤美優と申します。
今日からよろしくお願いします。」

「あぁ〜、こちらこそ
よろしくおねがいします。」
本馬さんは、すごい眠そうに
だるそうに答えてくれた。

見るからに辛そう。。

私、将来こんなになっちゃうの!?
さっきの吉井さんの悲しい顔は
これを知ってるからなのか。。

って、わたしが不安がってるのを
見兼ねたのか

「女性のデザイナーさんもいるから、
安心して。

まぁ、たまに泊まったりしてるけどね。

あまり無理せずテキトーにがんばって!」

と、ちょっと難しいことを軽く
言ってくれた。


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