Milk teA KiiS

「あとね」

今度はなんだ...

「透牾がさ~
夏休み海の家で
短期バイトやらない
かって」

『やってくれば
良いじゃん』

「バカ
紗罹と隼人も一緒!」

『なんでうちら
巻き込むの...』

「やろぅよ~
お金欲しいし
海で遊べるかも
だし?」

『絶対焼けんじゃん』

「紗罹白いんだから
大丈夫だよ」

いや大丈夫なんて
簡単に言うなよって

確かに赤くなるだけで
焼けないけんさ

だから大変なんだよ
痛くて

「隼人はやるって
言ってくれたもん」

『じゃ-3人で..』

「ダメ!紗罹も
一緒!」

こぅなると
あたしは舞奈海に
弱いわけで

仕方なく
ため息1つ
その提案に頷いた

「良かった~」

『ったく2人で
行った方が良かった
んじゃないの?』

「ん~楽しいことは
みんなでの方が
好きだもん」

こぅゆぅ舞奈海の
優しさに
透牾は惚れたん
だろぅな

2人が付き合っても
あたしたち3人の
仲は相変わらずで

まぁ2人とも
大人数の方が
楽しいっていぅ
性格だけど

あたしもやっぱ
それなりに
邪魔してきたん
だろぅな~

って今更ながら
申し訳なくなるけど

きっと2人は
多分そんなこと
思ってもいなく

当たり前みたく
一緒にいてくれる
ことが
嬉しかったりする
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