Milk teA KiiS
「ね!明日から
バイトなんだし
今のうちに海行って
遊ぼうよ!」
なんて言い出すのは
舞奈海
「あ~じゃ
着替えるか隼人」
「あぁ」
言うと思った..
なんて1人
ため息を零すうちに
男2人は着替えるため
部屋に戻って行った
「ほら紗罹~
着替えよ?」
『わかったわかった』
タバコを灰皿に
押し付け
窓際から遠ざかる
どれにしよぅかな
なんて水着を
選ぶ舞奈海は
本当に楽しそぅだ
あたしの表情も
自然に緩むのが
分かる
とりあえず
キャリーケースから
3着の水着を
取り出した
約2週間毎日海で
バイト
もちろん水着で
洗濯も追いつかない
だろぅから
舞奈海とあたしは
それぞれ3着ずつ
水着を用意していた
「コレとコレ
どっちが良いかな?」
どぅせ
明日か明後日には
どっちも着ることに
なるのに
心底悩むのは
きっと透牾が
一緒だからだろぅ
『そっち』
どっちでも良いん
だけど
というのは
結局どっちも似合う
からで
あたしは適当に
ピンクのフリルが
特徴の水着を選んだ
「どっちでも良い
って顔してる」
『そんなこと
ないよ?』
ちょっと納得いかない
顔した舞奈海だけど
「いっか!
こっちにしよっ」
とあたしが
選んだ水着に
着替え始めた