あたしの執事くん?!
あたしの前に立った執事、

金髪で、いかにも

お嬢様って感じ!!

清楚で可憐、かわいいっ


執事の制服、

ひざ丈くらいのスカート・・・

あれ?メイド服??

・・・・気にしない、気にしない

が、ちょー似合ってる!!


こんな子と、3年間も一緒に暮らせる。

友情だって芽生えるでしょ!!


「よろしくお願いいたします、聖お嬢様」
「こ、こちらこそっ」


軽く頭を下げてほほ笑んだ顔は

今まで見たことないくらい

綺麗な笑顔だった。


天使みたい!


「新入生、退場」


いつのまにか、退場の時間。

あの執事さんは、

あたしの後ろをついてきてる。


クラスも一緒だもんね。


あたしは、これから始まるであろう

学園生活に期待をふくらませた。




このときまでは。

< 4 / 34 >

この作品をシェア

pagetop