♂好き×嫌い♀
第2章
自己紹介
そのまま車で翔の家までレッツゴー!!
…いや、実際はそんなテンション高くないけど。
むしろ低いけど…
『なんでそんなに落ち込んでるの?』
と笑いながらあたしの顔を覗く人が一人…
しかいないよね。
『別に…』
こいつに何を言っても無駄だと学習したあたしはそっけなく返す。
『ふーん』
…沈黙…
なんとなーく気まずいんですけど…
それからも大体が無言で時間が過ぎていった。
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