眠れる僕の美女
「ねぇ、コージくんってすきな人いる?」
「ううん。いない」
{せいらチャン}
「へぇ~そうなんだ!!」
「せ、せいらチャンは?」
「好きな人はいないけど・・・。好きなお話ならあるよ」
「何の話???」
「”眠れる森の美女”だよっっ!!」
「そぉ~なんだ」
「幼稚園の時劇でやったの!」
「も、もしかして魔女役???」
「そ~だよ~ん」
「うそぉ~!!!」
「嘘~~っっ!!」
「本当は何の役?」
「姫・・・。」
「へぇ!!!」