いろんな王子に囲まれて！？

――ん？？


パチッと、閉じていた目をあける。


寝ちゃってたのかな？？


身体を起こして、部屋をなんとなく見回した。


え？？


なぜか、私の両隣に、んー・・・。拓海。だっけ？？がいた


「奈々ちゃーん、おーはよッ」


どうしているの？？


「あ、おはよー」


私が言うと、起き上がっていたのに、なぜか倒されて、拓海くんが私の上に跨っていた。


え？


「奈々ちゃん、いただきーｗ」


うっそ！？


「ちょ、どいてー！！」


容赦なく私は暴れた。


「痛い痛い痛い痛い！痛い！！」


あ、やりすぎた？？？


「奈々ちゃんかわいーッ」


今度は、抱きついてきた。


「や、ちょ、やめて！！離して！！」


「やー」


は！？離して～！！


暴れてみるけど、今度は、離れない。


ピンチ！！


「あ、拓海！！」


誰かが部屋に来た。