kissから始まる
結城はかわいこぶって「僕」とか言ってるけど私に向けられるクラス中の目線は痛い…
というより皆驚いてるけど、一番驚いてるのは多分私。
「………え!?そんなの知らないけど!聞いてない聞いてない!」
「ホントだよ~?昨日キスもしちゃったしね~?ね、郁?」
事実なだけに反論できない……
つか、「郁」ってなんで呼び捨て!?
「ちょっ…郁、本当?」
心配そうに小声で私に話しかける馨。
「後で話す」
私も小声で返すと馨は「わかった」と言って自分の席へ向かった。
というより皆驚いてるけど、一番驚いてるのは多分私。
「………え!?そんなの知らないけど!聞いてない聞いてない!」
「ホントだよ~?昨日キスもしちゃったしね~?ね、郁?」
事実なだけに反論できない……
つか、「郁」ってなんで呼び捨て!?
「ちょっ…郁、本当?」
心配そうに小声で私に話しかける馨。
「後で話す」
私も小声で返すと馨は「わかった」と言って自分の席へ向かった。