material girl


「…んだよ、それ。そんなん意味ねーよ。」

目をあけると、悔しそうな航輝の横顔があった。

そりゃそうか。

彼の復讐はあたしに精神的ダメージを与えることだったんだもんね。

「ひとつさ、聞いていい?何で名字が違うの?」

さすがに名字が同じだったら、何かあたしも気になったはずだ。

兄弟ならば、同じなはず…


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