material girl


「いえ、普段はあまり飲まれないんですが、たまにこうして酷く酔っ払われるコトがありまして。でも女の人を連れて来たのは初めてですよ☆」

警備員さんが意味あり気に微笑んだ。

いや、なんか誤解してるから!

でもなんだか否定するのもめんどくさくて、あたしはにっこり微笑み返した。

一応、彼女"役"だし。

そしてあたしは、ぐったりしてるやつの左腕を自分の肩に回し、支えるようにしてマンションの中へと進んだ。


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