material girl
「よろしく、リサちゃん♪」
色々考えてたとこに、和真さんの声で我に返る。
にっこりと優しい笑顔の彼が、アタシに右手を差し出した。
「こちらこそよろしくお願いします。」
アタシも手を差し出して、握手を交わした。
「じゃあ、早速仕事に取りかかってもらおうか。新人3人は、アシスタントのアシスタントって感じね。まぁ先輩からしっかり学んで、まずはアシスタント業をこなせるようになってちょうだい☆」
「「「はい!」」」
こうして、アタシのスタイリストとしての、社会人第一歩が始まった。